博ふぇす商品:カタゾウムシ(1)
今回のうみねこブースの主役、カタゾウムシの標本。
カタゾウムシ(類)というと、丸山先生の本で取り上げられたPachyrrhynchus属が有名ですが、それに負けず劣らず繁栄しているグループがあります。それがMetapocyrtus属です。
フィリピンから200種以上が知られており、今なお多数の未記載種が残されていると思われます。色彩だけでなく体形もさまざまです。
正直なところ、同定するのは端から諦めてしまっています。
蒔絵のような美しさ。
様々な角度から見られる透明なケースに一頭ずつ入れてあります。
いずれの種も、Pachyrrhynchusよりは少しお手ごろな価格です。博物ふぇすにお越しの際は、この小さな宝石のような虫をぜひご覧くださいね。