ゾウムシが好き
カタゾウムシが一部で話題になっていますが、ここでその他の地味なゾウムシも見てみましょう。(何この唐突感)
Rhytidophloeus rothschildi。マダガスカルに生息する、体長が3cm以上もある立派なゾウムシです。いかつい! しかもおしゃれ!
Brachycerus ornatus。砂漠に適応した種で、強固な装甲に身を固めています。こっちのほうがむしろ「カタ」ゾウムシという気も…。
Aegorhinus albolineatus。チリ産。これもたぶん堅いです(適当)。
Rhinotia sp. アケボノゾウムシ科Belidaeに属する、原始的な形態のゾウムシ。オーストラリア産。
鞘翅が妙に出っ張っているフィジーのゾウムシ。
緑色のラインが美しいブラジルのゾウムシ。珍品っぽいオーラを出していますが(ただの主観)、詳細は不明。
上面が妙に平らなペルーのゾウムシ。Homalinotus nodipennisというちゃんとした名前はありますが、店主は勝手に「踏まれたオオゾウムシ」と呼んでいます。
マダガスカルのヒゲナガゾウムシ、Tophorderes frenatus。 マダガスカルって、ゾウムシに限らず白黒の独特な配色の虫が多いですね。なぜだろう。
華やかなカタゾウムシ類に比べると、なんだか黒や茶色のやつばかりですね…。しかしどれも造形が魅力的で、立体としての面白さがあります。こういう甲虫、店主は大好きです!
まあ店主の個人的な好みはともかくとして、ゾウムシは甲虫の中でも三指に入るほど種数が多く、被子植物の発展とともに猛烈な多様化を遂げたグループです。集め始めると本当に面白い。顔も可愛いし。←重要
一見地味な連中が多いですが、時にはカタゾウ以外のゾウムシにも目を向けてみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。