コウチュウ目
こんばんは。前回の更新から、またもや日が空いてしまいました。 うーん、ちゃんとした記事を書こうと身構えてしまうから腰が(筆が?)重くなるのかもしれない。だってツイッターにはそこそこポストしているんだもの。 というわけで、これからは簡単な内容…
引き続き、博物ふぇすてぃばるで販売するものをご紹介します。今回は、昆虫標本。 時間もないので(笑)一気にいきます! まずはカタゾウムシ。 お次はツノゼミ。 甲虫いろいろ。 その他いろいろ。 ここにご紹介したのは一部です。あとはぜひブースで現物を…
うみねこ通販に、昆虫標本をいろいろ登録しました。今のところ、以下の4つのカテゴリーに分けています。 蝶・蛾 甲虫 その他の虫 未展脚品(パック) ※未展脚品とは、いわゆる針刺しの標本になる前の、台紙と透明なセロハンで包まれた状態の標本です。形は整…
東海大学出版部の新刊です。 ハンミョウの生物学―ハンミョウ類の生態・進化・多様性. デイビッド L. ピアソン,アルフリート P. ボグラー著/ 堀道雄・佐藤綾訳. これはすごい本です! ホントにすごい。何はともあれ目次をご覧ください。 序文日本語版への…
こんばんは。最近はすっかりカタゾウムシ屋と化しているうみねこ博物堂です。 先日フィリピン便が到着し、目新しいところから大急ぎで標本を仕上げました。一部ですが以下に紹介します。 これは定番のP. orbifer。写真ではわかりにくいですがキラキラとラメ…
なかなか更新できず申し訳ありません。 久々にカタゾウの入荷があったので、その展足作業や、もろもろの雑用をこなしておりました。カタゾウ以外の甲虫も、時々作っては追加をしておりましたけれども。 明日の開店時から、カタゾウの新着品を販売いたします…
カタゾウムシも人気ですが、インドネシアのホウセキゾウムシ類も負けず劣らず美しいものです。 イベントなどでこれらの標本を並べていると、「これ、色を塗ってあるんでしょ?」と一度ならず訊かれます。いえいえ、これはすべて自然の色なんです。 確かにそ…
天敵からの攻撃を避けるため、他の生き物そっくりに擬態をしている昆虫は数多く存在します。例えばテントウムシやホタルといった味の悪い虫や、毒針を持っているハチは擬態のモデルとして「人気がある」ようです。いずれも鳥が嫌がって食べようとしないので…
カタゾウムシが一部で話題になっていますが、ここでその他の地味なゾウムシも見てみましょう。(何この唐突感) Rhytidophloeus rothschildi。マダガスカルに生息する、体長が3cm以上もある立派なゾウムシです。いかつい! しかもおしゃれ! Brachycerus orn…
先日から作っていたカタゾウムシの標本を、店頭のドイツ箱に収めました。満タンです! 今回入った種を中心に、店主お気に入りのカタゾウをいくつかご紹介します。 チャモンカタゾウムシPachyrrhynchus ochroplagiatus。斑紋は少ないですが、黒くてつるんとし…
こんばんは。 ちょっと前に、「8月には新たにカタゾウが入荷します~」なんてご案内をしていたのですが、申し訳ありません! だいぶ遅れてしまいました。 数日前にやっとフィリピン便が届き、現在大急ぎで標本を作っております。夜なべ仕事です。 (ラベル付…
博物ふぇすてぃばる、いよいよ明日から開催です。我々はうみねこ博物堂&ひよこまめ雑貨店として、B-27ブースで出展します。楽しみです。 最後に追加で用意した甲虫標本を紹介します。 ニシキカワリタマムシ。 アクマニジダイコクコガネPhanaeus demon。 ヨ…
先日の続き。今回はカタゾウムシ属Pachyrrhynchusの紹介です。以下のような虫を持って行きます。(一例です) なぜこんなにカタゾウムシを推すかというと、昆虫の多様性や美しさを直感的に認識するには絶好の材料だからです。かの地、フィリピンにはどれほど…
こんばんは。今日も博ふぇす商品の紹介です。 カタゾウだけでは面白くないので、他の昆虫標本もいくつか用意しています。 例えばこれ。Entimus imperialisという南米のゾウムシです。 ルーペで見るとわかるのですが、体表のくぼみにきらきら輝く鱗片が収まっ…
今回のうみねこブースの主役、カタゾウムシの標本。 カタゾウムシ(類)というと、丸山先生の本で取り上げられたPachyrrhynchus属が有名ですが、それに負けず劣らず繁栄しているグループがあります。それがMetapocyrtus属です。 フィリピンから200種以上が知…
全国6000万人のゴミダマファンの皆さまこんばんは。 店主が暑苦しくゴミムシダマシを紹介する記事の第二回です。 6000万人のわりに前回の記事の反響は薄かったので、今回は粛々といきます。 Stipes sp. 陣笠ですね。 Prionotheca coronata. トゲトゲですね。…
ゴミダマとは甲虫屋が使う略称で、甲虫の中のゴミムシダマシ(科)というグループのことを指します。けっこう大きな分類群で、世界から約16,000種が知られています。 甲虫といえば、カブト、クワガタ、カミキリを筆頭に、人気のあるグループがたくさん存在し…
各方面で話題の「世界甲虫大図鑑」が入荷しました。 初見の印象は、「分厚い!」「これでホントに6500円!?(安すぎないか…?)」 というものでした。このボリュームでこの低価格を実現した東京書籍さんには拍手を送りたいです。 『The Book of Beetles』と…
海福雑貨さんの二階には、金・土・日曜日だけ開店する「海福雑貨分室」があります。 ここは鉱物標本、時計のジャンクパーツ、ちょっと怪しげな雰囲気の骨董品などがぎっしり詰まった異空間です。委託作家さんの作品もあり、それらも一階のものよりちょっと不…
ずいぶん前に、いそはえとりブログにおいて、上記のタイトルでカタゾウムシの紹介をしたことがありました。 isohaetori.exblog.jp あれからコレクションが大幅に増えたというわけではありませんが、カタゾウブームが来ている(?)ことでもありますし、再び…
今日もカタゾウムシの話です。どんだけ好きなんだ。 八重山限定ですが、日本にもクロカタゾウムシという種がいます。 石垣島と西表島に生息しており、全身真っ黒の地味なやつです。 参考↓ isohaetori.exblog.jp その可愛らしさについて書き始めると長くなる…
現在、千葉県立中央博物館では、「おしゃれ虫 カタゾウムシ」展が行われています。 もともと九州大学総合研究博物館で行われていた展示が、千葉にもやってきたのです。カタゾウムシファンとしてこれは絶対に見逃せない! というわけで行ってきました。 ポス…