昆虫学徒必携の書
こんばんは。昆虫学を志す人を応援したいうみねこ博物堂です。
昆虫の勉強をするにあたり、間違いなく役に立つ本がいくつか入荷しています。
平嶋先生の昆虫分類学。
前半の総論の部分が重要なのは言うまでもありませんが、昆虫のすべての目(カカトアルキは入っていませんが)を概説した上で科までの検索を付けた和書は他になく、出版から27年が経った今でも重宝する本です。
素木得一博士の『昆虫学辞典』。
これも類書のない大作。ちょっぴり古いですが、専門用語の大部分はこの本で拾うことができます。特に後半の用語図解は、形態を調べようとしている昆虫学徒ならば避けて通ることはできません。
ちょっと「堅い」二冊の紹介となりましたが、昆虫についてまじめに勉強しようと思ったら持っていて損のない(というか、絶対に必要な)本です。いずれも在庫は1冊のみですので、気になった方はお早めにどうぞ。