手作りはたのし(1)
秋も深まってまいりました。芸術の秋です。
いらすとや=サンもそう言ってます。
「芸術の秋」のイラスト文字 | かわいいフリー素材集 いらすとや
うみねこ博物堂には工作に使えそうな物がいろいろありますので、思いつくままにご紹介いたします。
まずは、コラージュに使えそうな鳥のダイカットシール。50年ほど昔のアメリカ製で、切手みたいに裏側に水をつけて貼るタイプです。
こっちは貼られる側にいかがでしょうか。フリンチという遊びに使うカード。1~15までの数字が記されています。栞やボタン台紙に。
コラージュというよりは、ノートなどの表紙にバーンと貼りたいのが、明治時代のマッチラベル。
当時、マッチは日本の主要な輸出品目のひとつでした。江戸時代に浮世絵の版木を彫っていた職人さんが、ラベルを作る仕事を担ったのだとか。輸出先にあわせてゾウやらパイナップルやら、独創的な図案が作られました。
本物はもったいない? カラーコピーすれば大丈夫です。
ばらばらになってしまった洋書のページもあります。
本としての役割は終えてしまいましたが、味わいのある古紙を利用した小物を作るのはいかがでしょう。静物の写真を撮る時に、背景に使うのもいいですね。 なお、書名は『Tales of Arabian Nights』一千一夜物語です。
紙工作が苦手な方は、お菓子作りはいかが?
妙に虫っぽい型だけでなく、チョウ型やセミ型もあります。虫推し。
西洋では季節を知らせる縁起物らしいですね。ロブスター型はゼリー寄せ(煮凝り)に使うそうです。
ほかにもまだまだありますが、話が長くなるので続きは次回。